カンラン石

化学式:(Mg,Fe)2SiO4

単結晶

母岩(玄武岩)付きのカンラン石

カンラン石(単結晶)

カンラン石(母岩付き)

Nanga Parba
Indus-River,
Pakistan

San Carlos, Arizona, U.S.A.

 カンラン石は、カンラン岩の主要造岩鉱物であり、上部マントルの主要な構成鉱物と考えられている。フォルステライト(Mg2SiO4)とファヤライト(Fe2SiO4)が規則正しく混ざった固体(固溶体という)である。
 カンラン石の英語名はオリビン(Olivine)である。色がオリーブに似ているのが語源である。明治初期、オリーブは、かんらん科の植物と誤訳されていたために、オリビンはカンラン石と訳されてしまった。その誤訳が、今も使用されている。また、カンラン石は8月の誕生石で、宝石名はペリドットである。

カンラン石入り国産岩石標本セット 
カンラン石 (母岩付き原石) ●カンラン石(原石標本)


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