よい業者とは、よい標本を適正価格で販売する業者であると考えています。よい標本とは、鉱物の鑑定が正確に行われていて、産地が正確に記録されている標本です。鉱物名と産地名、それから、業者の会社名が記載されたラベルが添付されていくことを確認してください。販売品の並べ方も重要です。きれいに整頓されていないと、産地などの記録の管理もいい加減ではないかと心配になります。業者の鉱物に関する知識も重要です。いろいろと質問して、確かめてみることを進めます。そのためには、買い手も勉強が必要です。価格の適正性は、発売価格を業者間で比較することによって、ある程度、判断することができます。マニアと思える人(業者との会話を楽しんでいる人や、ルーペで慎重に見極めながら購入している人など)が、多く集まっている業者もお薦めです。 |