宮沢賢治はなぜ石が好きになったのか

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宮沢賢治はなぜ石が好きになったのか

著者：堀　秀道	ISBN：4886223354	定価：\2,200（税別）
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宮沢賢治はなぜ石が好きになったのかはＴＶ番組『何でも鑑定団』で鉱物の鑑定士を務める堀秀道氏（鉱物科学研究所）が書き下ろした最新の鉱物エッセイ集です。宮沢賢治やゲーテ、モーツアルトなど芸術家と石の深い関係や鉱物にまつわる様々なエッセイが収録されています。タイトルに宮沢賢治と出ていますが、関連しているのは最初の章だけです。刊行前に、モーツアルトの章を読ませていただきました。オペラ「魔笛」に関連する３人の鉱物学者の話などから、モーツアルトと鉱物の関係が紹介されています。モーツアルトの作品を分類整理したケッヘルも鉱物の研究者だったそうです。堀先生の学識の広さに、改めて驚かされました。308ページ。
もくじ
●石と芸術家の物語・宮沢賢治はなぜ石が好きになったのか　・この砂は、みんな水晶・ミケルアンジェロと竜安寺　・モーツァルトが石の名前になったわけ・文豪ゲーテと鉱物学 ●石と歴史の物語・吉良上野介の墓石　・石と雲　・イスラムの青い石　・月とガラス・美しい石の都　・石の文化史　・タイム・マシン　・非常の人、平賀源内・「風土」と「風化」　・柳田邦男の『石神問答』　・エメラルドの切手 ●石をめぐる人々の物語・ジェム・アンド・ミネラルショー　・コレクション　・産地の実情（日本の採集地）・ひとつひとつの石の思い出　・眺め、楽しむ　・くんのこ　・ブルガリア・東京国際ミネラルフェア ●誕生石の謎・ざくろ石　・紫水晶　・血石　・ダイヤモンド　・エメラルド　・真珠・ルビー　・サードオニックス　・サファイア　・オパール　・トパーズ・トルコ石 ●不思議な石の物語・砂漠のバラ　・黄鉄鉱　・インド魔術の舞台裏　・シルクロードの意外な真実・鉱山町の光と陰　・火星の石　・東ヨーロッパの鉱物事情・シャーロック・ホームズの謎　・名前をつける　・鑑定の基礎知識・夜空を見上げて思うこと ●あとがき
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