忍石

忍石

Solnhofen, Bayern, Germany

 忍石(しのぶいし)は、頁岩(けつがん。泥が固まった岩石で、ページのように形状に、はがれやすい性質がある。)の隙間に二酸化マンガン(MnO2)がしみ込んで、シダの葉のような模様になった石です。シダの化石ではありません。樹形石、あるいは模樹石とも呼ばれています。忍石という呼び名は、模様が忍草に似ていることに因んでいます。忍草とはノキシノブの別名で、家屋の軒に忍ぶように生えているシダ植物の一種です。

忍石 (原石など)


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