ペツォッタイトは、2002年11月に、マダガスカルで発見された新しい宝石です。ラズベリー色の色彩よりラズベリルという仮称で呼ばれていましたが、その後、国際鉱物連合によって、ペツォッタイトが正式名称と決められました。鉱物名はマダガスカルのペグマタイト研究で有名なペツォッタ博士(ミラノ自然史博物館)に因んでいます。発色はセシウムの混入によるものです。当初、ベリルの一種と考えられていましたが、現在では、独立した鉱物種に分類されています。ペツォッタイトは一カ所でのみで採取される希少な鉱物で、産出量は40Kg程度です。早めに購入されておいた方がよいでしょう。 |