ブルートパーズ

トパーズ概論 ブルートパーズ インペリアルトパーズ シトリントパーズ

化学式:Al2SiO4(F,OH)2

ブルートパーズ ブルートパーズ2
St. Annes mine, Mashonaland West,
Zimbabwe
Padre Paraiso, Minas Gerais, Brazil

 ブルートパーズの名で流通している宝石のほとんど全てが、無色のトパーズを人工的な処理(コラム参照)によって青く発色させたものです。天然のブルートパーズは青色が薄いものが多く、ここで展示している標本のように、青色の濃いものは希です。

コラム「ブルートパーズの発色方法」
 トパーズを青く発色させるため、放射線の照射と加熱処理が実施されています。まず、無色のトパーズを放射線(中性子線やガンマー線や電子線)で照射して、トパーズの色を緑色へ変化させます。次に、加熱処理によって色を少し薄くさせて、青色へと変色させて、ブルートパーズが出来上がります。使用する放射線の違いによって、青色の濃さや明るさが微妙に異なっており、中性子線を照射されたものは、ロンドン・ブルートパーズと、ガンマー線や電子線を照射されたものは、スイス・ブルートパーズと呼ばれています。

ブルートパーズ 
ブルートパーズ (裸石) ● ブルートパーズ等 (原石等)


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